冒頭、いきなり羊(?)の屠殺シーンや手に釘を打ちつけるシーンが挿入される。どんだけ恐怖映画やねん、とビビリまくる。
リヴ・ウルマンが失語症になり、別荘で治療することになる。ビビ・アンデションが看病する。二人は和やかな雰囲気のなか親交を温める。といっても、ビビ・アンデションが一方的に語りかけるのだけれど。これは動物に話しかける行為と似ている。話しているほうは、親しくなったような気になるのだけれど、実際は相手がどう思っているのなんか分からない。
そして、ビビ・アンデションのエロ体験&堕胎経験を、リヴ・ウルマンが手紙に書いて送ろうとしたのがバレて事態は急展開。ビビ・アンデション烈火の如く激怒。割れたビンを放置して、リヴ・ウルマンがガラスを踏むのを待ったりする。
ビビ・アンデションは、全ての行動が演技であるリヴ・ウルマンを軽蔑する。しかし、自分を顧みると自らも「演じている」のではないかとの思いがよぎる。そして、それを必死に否定するうちに、どんどん深みにはまっていく。
1966年/モノクロ
監督:イングマール・ベルイマン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
音楽:ラーシュ・ヨハン・ワーレ
出演:ビビ・アンデション / リヴ・ウルマン / マーガレッタ・クルーク / グンナール・ビョルンストランド
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